昆虫速報(2000.9.30現在)
9月に見られた昆虫(赤字は初めて見られた種)
  
鱗翅目(157種)
ボクトウガ科  ゴマフボクトウ
イラガ科    ヒロヘリアオイラガ
マルハキバガ科 ホソオビキマルハキバガ
ハマキガ科   ヨモギネムシガ
メイガ科    ヒメマダラミズメイガ、オオウスベニトガリメイガ
        ナカムラサキフトメイガ、ギンモンシマメイガ
        シロモンノメイガ、コメシマメイガ、コブノメイガ
        シロオビノメイガ、フキノメイガ、キベリトガリメイガ
        シバツトガ、トモンノメイガ、カバイロトガリメイガ
        シロテンキノメイガ、ホシオビホソノメイガ
        マエウスモンキノメイガ、ベニフキノメイガ
        N. fuscolinealis、オオシロモンノメイガ
        トビイロシマメイガ、ヨスジノメイガ
        モンキシロノメイガ、ホソスジツトガ
        モモノハマキマダラメイガ、モモノゴマダラノメイガ
        ヘリジロキンノメイガ、フタスジシマメイガ
        カシノシマメイガ、アカウスグロノメイガ
        ヒメトガリノメイガ、マメノメイガ
        マエアカスカシノメイガ、ミツテンキノメイガ
        ナガハマツトガ
トリバガ科   ブドウトリバ
カギバガ科   ヤマトカギバ
トガリバガ科  モントガリバ
シャクガ科   ウスサカハチヒメシャク、キマダラツバメエダシャク
        キオビベニヒメシャク、ギンバネヒメシャク、ベニヒメシャク
        マエキオエダシャク、アシブトチズモンアオシャク
        ウスオエダシャク、ツマジロエダシャク、コヨツメアオシャク
        コウスアオシャク、ハラキカバナミシャク
        フタヤマエダシャク、フトフタオビエダシャク
        ウスミドリナミシャク、ウスキヒメシャク
        チャノウンモンエダシャク、ヨモギエダシャク
        ウンモンオオシロヒメシャク、ニセオレクギエダシャク
        ナミスジチビヒメシャク、リンゴツノエダシャク
        マエキヒメシャク、ヨツモンマエジロアオシャク
        オオトビスジエダシャク、ツマキエダシャク
        クロクモエダシャク、コウスベニヒメシャク
        ヒメツバメアオシャク
フタオガ科   キンモンガ
カレハガ科   タケカレハ、マツカレハ
オビガ科    オビガ
ヤママユガ科  ヤママユ、クスサン
シャチホコガ科 オオアオシャチホコ、モンクロギンシャチホコ
        ムクツマキシャチホコ、アオシャチホコ、セグロシャチホコ
        トビギンボシシャチホコ、アオバシャチホコ
        ツマジロシャチホコ、モンクロギンシャチホコ
        スズキシャチホコ
ドクガ科    ウチジロマイマイ、スギドクガ、ゴマフリドクガ
ヒトリガ科   ゴマダラキコケガ、シロヒトリ、スジベニコケガ
        アカスジシロコケガ、ベニヘリコケガ、ヨツボシホソバ
        アカヒトリ、オビヒトリ、ハガタベニコケガ
        オオベニヘリコケガ、カクモンヒトリ
        チャオビチビコケガ
コブガ科    シメキクロコブガ
ヤガ科     アカエグリバ、アオアツバ、スジキリヨトウ
        ウスチャモンアツバ、シマフコヤガ、マダラエグリバ
        チャオビヨトウ、イチジクキンウワバ、ミドリリンガ
        ヒメエグリバ、アカテンクチバ、ウンモンキノコヨトウ
        カギモンヤガ、マエシロモンキノカワガ
        イチモジキノコヨトウ、ハイイロキシタヤガ
        シャクドウクチバ、チョウセンツマキリアツバ
        ウスヅマクチバ、トビモンアツバ、シラナミアツバ
        フタキボシアツバ、オオエグリバ、アミメキシタバ
        リュウキュウキノカワガ、オオウンモンクチバ
        ヒメアシブトクチバ、ハスモンヨトウ
        ムラサキツマキリアツバ、オオシマカラスヨトウ
        シロシタヨトウ、マダラキヨトウ、アヤホソコヤガ
        ソトウスグロアツバ、ナンキンキノカワガ
        サクラケンモン、ワイギンモンウワバ
        シロハラケンモン、ヨトウガ、マダラウスズミケンモン
        マメチャイロキヨトウ
トラガ科    トビイロトラガ
        
アゲハチョウ科 アオスジアゲハ、クロアゲハ、キアゲハ、アゲハ
シロチョウ科  キチョウ、スジグロシロチョウ
シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ
タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン、ルリタテハ
ジャノメチョウ科 ヒメウラナミジャノメ、ヒメジャノメ
セセリチョウ科 イチモンジセセリ、オオチャバネセセリ
        
半翅目     クサギカメムシ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ
        フタモンホシカメムシ、アブラゼミ、モモブトトビイロサシガメ
        ヒゲナガサシガメ、チッチゼミ
        オオクモヘリカメムシ、ツチカメムシ、ホオズキカメムシ
        ヨコヅカサシガメ、オオホシカメムシ
毛翅目     ニンギョウトビケラ、ヒゲナガカワトビケラ
脈翅目     ホシウスバカゲロウ、マダラウスバカゲロウ
カワゲラ目   
カゲロウ目   アカマダラカゲロウ
甲虫目     ハンミョウ
その他     アオマツムシ、タイワントビナナフシ
トンボ目(6種)
オニヤンマ科  オニヤンマ
トンボ科    ウスバキトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ
        ショウジョウトンボ、マユタテアカネ
       
【備考】
チッチゼミが廊下に止まっていました。朝は捕まえてもぜんぜん動かなかったのですが、10時頃になると活発に動き始めました。そして、10時過ぎには飛び去っていってしまいました。(9/30)
ナガハマツトガは初めての観察です。箕面でも9月に得られているようです。(9/30)
マダラウスズミケンモンは95年から4頭目の観察です。昨年発表された「きべりはむし」によれば兵庫県では記録がないとのことです。(9/28)
チャオビチビコケガは初めての観察です。箕面では5月から10月にかけて見られているようです。(9/28)
・もう一種の大型蛾クスサンが見られました。(9/26)
・学会から戻ってきて再び蛾の観察をしました。今日は再びアミメキシタバが見られました。一日の観察種類数は15種程度です。(9/26)
・学会参加のため、しばらく記録のUPをお休みします。(9/21)
・先日のナナフシはどうやらタイワントビナナフシのようです。今日再びいたものを捕まえて観察しました。最近本州のあちらこちらで記録があるものの個体数はあまり多くはないかもしれません。(9/20)
・マンションの壁に細長いものが!ナナフシです。枝そっくりの形です。それにしてもつぎつぎといろいろな虫がマンションにやってきます。(9/17)
・マンションの廊下に小さいセミがいたので、捕まえてみるとチッチゼミでした。(9/16)
・キシタバの仲間は灯火にあまり集まらないので、マンションでは少ないのですが、今年は4種類も見られまています。今日は5種類目のアミメキシタバが見られました。(9/15)
・「カゲロウの命」といって、はかないもののたとえに使われますが、8月終わりに捕まえたフタバカゲロウ♀の成虫は15日間も生き続けました。(9/12)
・外ではチッチゼミがうるさく鳴いています。ツクツクホウシミンミンゼミもときどき聞こえます。(9/9)
ヘリジロキンノメイガシメキクロコブガという小さい蛾はともにはじめて見ました。シメキクロコブガの同定はやや怪しいかもしれません。「日本産蛾類大図鑑」、「今市産蛾類図鑑」と少し趣が違うようですが、外横線の形状は一致しています。どうでしょう。(9/9)
・夜、外を歩くとクスノキの上の方からうるさいようにアオマツムシの声が聞こえてきます。(9/8)
・朝晩だいぶ涼しくなってきました。このごろの朝の蛾の種類数は15種前後です。ヒメマダラミズメイガという小さい蛾の数がもっとも多く観察されます。(9/7)
Neomusotima fuscolinealisはシダメイガ亜科の小型の蛾です。まだ和名がありませんが、伏尾台では時々見られます。(9/5)
ヒゲナガサシガメは初めての観察です。細いからだに黄色の足が目に付きます。(9/5)
・小型で真っ黒なトモンノメイガが見られました。伏尾台でも以前見られましたが、数は多くありません。(9/3)
・9月になりました。今年の夏は特に後半が暑く、連日35度を越えるありさまでした。9月は昆虫の多い月です。また、大変になりますね。(9/1)
ウスサカハチヒメシャクははじめての観察ですが、ウスキクロテンヒメシャクを小型にしたような個体なので、見過ごしていたのかもしれません。(9/1) inserted by FC2 system