4月の自然観察日記(2005.4.30現在)

赤字は初めて見られた種)

【4月の観察種】

鱗翅目(蛾)(70種)
ヒゲナガガ科  ケブカヒゲナガ       ウスキヒゲナガ
ハマキガ科   ハイミダレモンハマキ    ニセマメサヤヒメハマキ   ヨコヒダハマキ
マドガ科    アカジママドガ
メイガ科    ヤマメイガsp.        マエアカスカシノメイガ
カギバガ科   ヤマトカギバ
トガリバガ科  マユミトガリバ    
シャクガ科   ハスオビエダシャク     シロテンエダシャク     ソトカバナミシャク 
        ホソバトガリエダシャク   ナカオビカバナミシャク   アカモンナミシャク
        ウスベニスジナミシャク   ヒメカバナミシャク     トナミカバナミシャク
        フタナミトビヒメシャク   シタコバネナミシャク    モンキキナミシャク
        モンシロツマキリエダシャク ギフウスキナミシャク    ウスオエダシャク
        アオシャクsp.        オオトビスジエダシャク   ツマキエダシャク
        マエキトビエダシャク    モンオビオエダシャク    ハラキカバナミシャク
        モミジツマキリエダシャク  ウスキヒメアオシャク    ヨモギエダシャク
        クロスジアオナミシャク
スズメガ科   オオシモフリスズメ     ホシヒメホウジャク     
ヤママユガ科  エゾヨツメ         オオミズアオ
シャチホコガ科 ユミモンシャチホコ     ノヒラトビモンシャチホコ  シャチホコガ
        オオエグリシャチホコ
ドクガ科    アカヒゲドクガ       ゴマフリドクガ
ヤガ科     キバラモクメキリガ     カシワキボシキリガ     コフサヤガ
        プライヤキリバ       オオトビモンアツバ     トビモンアツバ
        マダラウスズミケンモン   フサヤガ          ウスモモイロアツバ
        スモモキリガ        ブナキリガ         カバキリガ 
        マエグロシラオビアカガネヨトウ ハガタクチバ      アカバキリガ
        シロシタヨトウ       アカエグリバ        カブラヤガ
        モンシロムラサキクチバ   ナカジロアツバ       ハンノキリガ
        サビイロコヤガ       モクメクチバ        ナミテンアツバ
        フクラスズメ        

鱗翅目(蝶)(11種)
アゲハチョウ科 アゲハ 
シロチョウ科  キチョウ          スジグロシロチョウ     ツマキチョウ
        モンシロチョウ
シジミチョウ科 ツバメシジミ        ベニシジミ         ウラギンシジミ
        コツバメ
テングチョウ科 テングチョウ
タテハチョウ科 ルリタテハ  

トンボ目(3種)
イトトンボ科  ホソミイトトンボ
サナエトンボ科 オグマサナエ
トンボ科    シオヤトンボ

カメムシ目(4種)
        クサギカメムシ       マルカメムシ        ヨコヅナサシガメ
        マツヒラタナガカメムシ

その他  
        カワゲラsp.         マルバネトビケラ      ケブカクチブトゾウムシ
        ニンギョウトビケラ     カシワノミゾウムシ   

【日記】

  • やっと春らしい天気になってきました。しかし、まだ蛾の出方はあまり芳しくありません。やはり、1−2週間遅れているようです。3月31日ー4月1日と四国の愛媛に行ってきました。モンシロチョウが時折飛んでいる姿が見られた程度です。サクラもまだまだでした。(4/4)
  • 昨日からサクラが満開になりました。今日からはツバメが飛び始めました。キチョウも飛び始めました。いよいよ春ですね。(4/8)
  • オオシモフリスズメが見られたのですが、残念ながら車でペッチャンコ。(4/9)
  • 池田人と自然の会の方に誘われて、黄昏時に糖蜜塗りに行きました。場所は家の近所のクヌギの林。収穫はフクラスズメ、モンオビオエダシャク、および、オビキリガの仲間が何頭か集まりましたが、全体に少なめ。垂れてきた糖蜜にモリチャバネゴキブリがいっぱい集まっていました。(4/9)
  • 一番長い名前の蛾「マエグロシラオビアカガネヨトウ」が見られました。数年前に見られてから久々です。(4/11)
  • ケブカヒゲナガの翅が金色に光ってきれいです。マンションの壁にツバメシジミが止まっていました。春もたけなわです。(4/11)
  • 地下駐車場にエゾヨツメが止まっていました。例によって翅を閉じた、独特の蝶々スタイルです。(4/13)
  • 学生たちといつもの山道を歩いてみました。山もすっかり暖かくなっていました。虫は今ひとつですが、オグマサナエ、シオヤトンボなど翅をぴかぴかにした羽化直後の個体が見られました。そのほか、越冬したホソミイトトンボ数頭も見られました。蝶では、アゲハ、スジグロシロチョウ、キチョウ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、テングチョウ、ルリタテハなど、蛾ではウスキヒゲナガなどが見られました。このあたりでニホンリスをはじめてみました。(4/15)
  • マンションの廊下にコツバメが止まっていました。朝だったので、まだ翅が暖まっていないのかなかなか飛べないのでゆっくり見ることができました。(4/21)
  • この三日間ほど日本蝶類学会の五十嵐氏に依頼された記事を書くので時間を費やしました。Butterfliesという雑誌にエッセイ風の記事を書くことになったのですが、なんとか4月30日に締め切りぎりぎりで間に合いました。(4/30)

    【写真日記】
    ヒトクチタケ
    糖蜜塗り
    オビキリガの仲間
    マエグロシラオビ
    アカガネヨトウ
    ケブカヒゲナガ
    ケブカクチブトゾウムシ
    エゾヨツメ
    ニホンリス
    ニホンリス
    ニホンリス
    ホソミイトトンボ
    翅ガ輝イテイル
    オグマサナエ
    オオミズアオ
    コツバメ
    スローシャッターデ撮ッタ
    コツバメ
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