12月の自然観察日記(2003.12.31現在)

赤字は初めて見られた種)

【自然観察日記】
12月8日

  • 今朝から冷え始めました。いよいよ冬がやってきたような感じです。蛾もほとんど姿を見なくなりました。今日はクロスジフユエダシャクとナカオビアキナミシャクの2種類だけでした。
    12月13日
  • 芋生川の観察があって、チョウとトンボが少し種類が増えました。芋生川の観察を行っているところでは近くの農家が取れたての野菜をおいているのですが、今年は暖かいので、虫が多いと書いておられました。
    12月16日
  • 久しぶりにウスズミカレハを見ました。真っ黒な蛾ですので、今時よく目立ちます。地下の駐車場の天井の蛍光灯の脇に止まっていました。前回見たのは、記録によれば1997年ですので、6年も経ってしまいました。
    12月21日
  • 昨夜からの雪で、朝はうっすらと雪化粧でした。こんな寒い朝でも、冬の蛾はいます。今朝だけでも、4種5頭が見つかりました。その中には、私には初めてのウスグロフユハマキがいました。この仲間の、ハイイロフユハマキは早春にたびたび見ているのですが、こちらは初めてです。それでも、山本義丸先生の箕面のリストには「多くない」として記録されていました。
  • この冬、3種類目のフユシャクであたるチャバネフユエダシャクが見られました。
  • 宵の明星が南西の空にきれいに輝いていました。手持ちだったので、少しぶれてしまいました。
    12月27日
  • 今日もあらたにウスズミカレハが見られました。この冬、3頭目です。ことし、クロオビフユナミシャクも数多く見られます。

    【12月の観察種】

    鱗翅目(蛾)(22種)
    ハマキガ科   ウスグロフユハマキ
    メイガ科    マエアカスカシノメイガ
    シャクガ科   チャエダシャク       カバエダシャク        クロスジフユエダシャク
            ナカオビアキナミシャク   クロオビフユナミシャク    チャバネフユエダシャク
            ソトシロオビナミシャク   ナミスジフユナミシャク
    カレハガ科   ウスズミカレハ
    ヤガ科     オオトビモンアツバ     フサヤガ           アケビコノハ
            アオバハガタヨトウ     クロモンホソコヤガ      キマエキリガ
            ヒメクビグロクチバ     カブラヤガ          コフサヤガ
            ホソバハガタヨトウ     ウスヅマクチバ

    鱗翅目(チョウ)(4種)
    シロチョウ科  モンキチョウ
    シジミチョウ科 ヤマトシジミ        ベニシジミ
    タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン

    トンボ目(2種)
    アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ
    トンボ科     ナツアカネ

    カメムシ目(2種)
    ヘリカメムシ科  ハリカメムシ
    カメムシ科    クサギカメムシ

    その他  
            

    【写真】
    クロスジフユエダシャク
    12月14日
    クロオビフユナミシャク
    12月16日
    ウスズミカレハ
    12月16日
    雪景色
    12月20日
    ウスグロフユハマキ
    12月21日
    宵の明星
    12月21日
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