昆虫速報(2000.10.31現在)
10月に見られた昆虫(赤字は初めて見られた種)
  
鱗翅目(140種)
マルハヒロズコガ科 マダラマルハヒロズコガ
ハマキガ科   ヘリオビヒメハマキ、チャハマキ
メイガ科    ギンモンシマメイガ、コブノメイガ、カシノシマメイガ
        モモノゴマダラノメイガ、フタスジシマメイガ
        ナガハマツトガ、シロオビノメイガ、シロモンノメイガ
        ミツテンノメイガ、Neomusotima fuscolinealis
        オオシロモンノメイガ、マメノメイガ、キムジノメイガ
        クロモンキノメイガ、コガタシロモンノメイガ
        ツゲノメイガ、マエアカスカシノメイガ、ナノメイガ
        ワモンノメイガ、クビシロノメイガ、ヒメシロノメイガ
        オオバシマメイガ
マダラガ科   ウスバツバメガ
カギバガ科   アシベニカギバ
トリバガ科   エゾギクトリバ
トガリバガ科  モントガリバ、オオアヤトガリバ、ムラサキトガリバ
        ニッコウトガリバ
シャクガ科   オオトビスジエダシャク、コヨツメアオシャク
        フタヤマエダシャク、マエキトビエダシャク
        ウスキクロテンヒメシャク、マエキヒメシャク
        ウスキツバメエダシャク、ツマキエダシャク
        スカシエダシャク、クロハグルマエダシャク
        クロクモエダシャク、ユウマダラエダシャク
        ウスサカハチヒメシャク、ナミスジチビヒメシャク
        クロモンアオシャク、クロズウスキエダシャク
        ヒロバウスアオエダシャク、シロテンエダシャク
        フタモンカバナミシャク、フタモンクロナミシャク
        アザミカバナミシャク、ギンバネヒメシャク
        ヤスジマルバヒメシャク、キバラエダシャク
        サクライキヒメシャク、ナカウスエダシャク
        エグリヅマエダシャク、トシマカバナミシャク
        ヒメノコメエダシャク、シロシタトビイロナミシャク
        ウストビモンナミシャク、オオノコメエダシャク
        フトジマナミシャク、ハラゲチビナミシャク
スズメガ科   ホシヒメホウジャク
カレハガ科   マツカレハ、クヌギカレハ、ヤマダカレハ
ヤママユガ科  ヒメヤママユ
シャチホコガ科 スズキシャチホコ、セグロシャチホコ
        ルリモンシャチホコ
ドクガ科    スギドクガ、ゴマフリドクガ、チャドクガ
ヒトリガ科   ヨツボシホソバ、クロテンハイイロコケガ
        キハラゴマダラヒトリ、アカスジシロコケガ
        クロテンハイイロコケガ
オビガ科    オビガ
ヤガ科     リュウキュウキノカワガ、クサシロキヨトウ、ヨトウガ
        オオウンモンクチバ、フタテンヒメヨトウ、サクラケンモン
        シロシタヨトウ、ウスグロセニジモンアツバ
        ナシケンモン、クロキシタアツバ、オオシラナミアツバ
        トビイロリンガ、サビイロコヤガ、イラクサギンウワバ
        オオシマカラスヨトウ、ナシケンモン、オオアカマエアツバ
        オオカバスジヤガ、ウスモモイロアツバ、トビモンアツバ
        ソトウスグロアツバ、ノコメセダカヨトウ、イネヨトウ
        ヒメエグリバ、ウンモンクチバ、マメチャイロキヨトウ
        ヒゲブトクロアツバ、モンオビヒメヨトウ、コフサヤガ
        マエキヤガ、シロシタバ
        シロスジコヤガ、ハスオビヨトウ、エゾギクキンウワバ
        クビグロクチバ、オオバコヤガ、ニレキリガ
        キノカワガ、ウスチャヤガ、シロモンオビヨトウ
        オオタバコガ、オオアカマエアツバ、ワイギンモンウワバ
        シマケンモン、ナカオビキリガ、クロクモヤガ
        ヒメコブヒゲアツバ
        
アゲハチョウ科 アオスジアゲハ
シロチョウ科  モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、キチョウ
シジミチョウ科 ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ
        ベニシジミ
テングチョウ科 テングチョウ
マダラチョウ科 アサギマダラ
タテハチョウ科 ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモン、ミドリヒョウモン
        コミスジ、アカタテハ
ジャノメチョウ科 ヒカゲチョウ
セセリチョウ科 チャバネセセリ
        
半翅目     ツヤアオカメムシ、オオクモヘリカメムシ
        ヘラクヌギカメムシ(?)、クサギカメムシ
        ホソヘリカメムシ、マルカメムシ
        ミナミトゲヘリカメムシ
        オオトビサシガメ
毛翅目     ヒゲナガカワトビケラ、ニンギョウトビケラ
脈翅目     ウスバカゲロウ
カワゲラ目   
カゲロウ目   
甲虫目     ハンミョウ
その他     タイワントビナナフシ
トンボ目
アオイトトンボ科 オオアオイトトンボ
オニヤンマ科  オニヤンマ
ヤンマ科    カトリヤンマ
トンボ科    ウスバキトンボ、アキアカネ、マユタテアカネ
        オオシオカラトンボ、ナツアカネ
       
【備考】
・秋のヤママユガの一種ヒメヤママユが見られました。(10/29)
・キリガの仲間ナカオビキリガが登場しました。これからはキリガのオンパレードでしょう。(10/27)
・先日尻尾を曲げて止まるヒメノコメエダシャクが見られました。今日はこれによく似たオオノコメエダシャクも見られました。これははじめての観察です。(10/26)
・冬が近づくとカメムシがやたら目に付きます。越冬場所を探しているのでしょうか。最近は大型のオオトビサシガメがやたら目に付きます。(10/25)
オオバシマメイガは大型のシマメイガです。池田北部でははじめての観察です。(10/25)
ヒメノコメエダシャクが見られました。この蛾は止まり方が変わっていて翅を真横にして尻尾を右か左かに曲げて止まっています。(10/22)
ミナミトゲヘリカメムシがマンションで見られました。このカメムシは南方系のカメムシです。カメムシ研究会報では最近奈良でも見られたようです。私も初めて見ました。(10/20)
・秋の蛾の代表格ウスチャヤガが見られました。この蛾は例年10月のおわりから11月はじめに見られています。10月19日が初見日というのは例年より早い記録です。エグリヅマエダシャクは年2化で春と秋10月から12月ごろに見られています。こちらはやや遅い発生です。(10/19)
ニレキリガはカラスヨトウ亜科のキリガ類です。キリガは樹木を害する幼虫「キリムシ」からきています。従って、ヨトウガ、セダカモクメ、カラスヨトウの3つの亜科にまたがって名づけられています。今回見られた蛾は両翅の端を鳥に食われたのか破られていました。初めての観察です。(10/18)
・朝晩めっきり涼しくなってきました。蛾も少しずつ減ってきて、現在では一日10種というところでしょうか。今日はチャドクガがいました。黄色い蛾は要注意です。(10/14)
・10cmほどのヤモリが壁にくっついていました。いろいろなものが見られますね。(10/13)
タイワントビナナフシが再び見られました。これまでナナフシと思っていたのが、このトビナナフシだったのかもしれないと思うようになりました。(10/13)
・近くの橋の上でシロシタバが死んでいました。こんな大きなシタバ類が家の近くにいるのですね。(10/11)
ヘラクヌギカメムシらしきカメムシを採集しましたが、メスでサジクヌギカメムシとの区別がつきません。とりあえずヘラクヌギカメムシとしておきます。(10/10)
・池田北部では連日強い風が吹いており、その分、蛾は少ないようです。(10/9)
・山道を歩いていますと、叢にはいると無数に飛ぶ虫がいます。何かと思ってみますとクモヘリカメムシでした。カメムシはじっとしているというイメージがあったのですが。(10/7)
・マンションの外をふわふわと白い蛾が飛び始めました。ウスバツバメガです。この蛾は8月から10月にかけてときどき大発生します。モンシロチョウに比べて飛び方が不器用だと感じたらきっとこの蛾でしょう。(10/5)
・今日はなぜかオオクモヘリカメムシが5頭も廊下でたむろしていました。(10/3)
・10月になりました。今年は9月に発生した蛾が少なかったので、どうなることかと思っていたのですが、10月になってから1日20種のペースで観察できます。(10/2) inserted by FC2 system