池田市北部の風景

マンションからみた池田北部の様子です。余野川が平野部にでて広がっています。東側には東山が迫っています。

池田は植木の町です。いろいろな地方から運ばれてきた植木の苗を山に植え、育ててから出荷しています。山の中腹は植木で一杯です。これが昆虫が多い理由かもしれません。

山道も植木屋さんが通るので、舗装されているところが多いのですが、山の中に一歩入れば草むらです。山道にはまだ台場クヌギが数多く残されています。

この辺は農業用水のためのため池が数多くあります。池にはヒシや水草が生い茂り、岸辺にはガマやミクリが生えています。こういう環境にはトンボが多く来ます。狭い地域にも拘わらず、多くの種類が見られるのはそのためです。5月から6月にかけてはモリアオガエルの卵も見られます。

余野川の河原は帰化植物で覆われています。川の中ではカゲロウやトビケラの幼虫が見られます。

植木の畑から見上げるとマンションが凛然と建っています。


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